2018/08/24

2018ss☆ちょっと一服☆vol4☆思い立って芸術に触れてみる

先日、
「インプットも大事」という話題で
突然思いつき、
突然お休みをいただき、

芸術に触れてきました(笑)

家族を巻き込んで、
乗り込みましたよ。




京都の大山崎駅から歩いて10分






アサヒビール大山崎山荘美術館♪


美術館に行くのは本当に久しぶりだったので
かなりワクワク♪




映る景色は見事な曇天w
当日は雨予報だったので、降られるかなと思いきや、
ぎりぎり持ちこたえてくれました


急な上り坂を歩くには、逆にこのぐらいの天気でよかったかも(笑)




門をくぐると
そこには見事な庭園が広がる。







苔庭を散策しながら
先へ進む。


どこを見ても、
どこを歩いても美しい。







ここだけ、世界が違う感じ。




すごく静かで
人の気配がしない。
(あ、ちらほら家族の後ろ姿は写ってますW)

しっとりと降る雨のおかげもあってか
独特な雰囲気を感じる。




庭園を歩きまわっていると。。




なんか、見つけた。
ん?
うさぎか?




うさぎだな。。。


若いのか、
年老いておるのか、
年齢不詳なうさぎ。



(てゆか、足長ない?
うさぎって、こんな足長かったっけ。。。?)



ん?なになに。。。?





「ボールをつかむ鉤爪の上の野兎」。






これは、一枚の岩を掘って作られているのだろうか。

じっと、近くで見れば見るほど不思議。








「鉤爪の上の」ってことは、
うさぎと鉤爪は別ってことなのか?

別ってことなら、
この鉤爪はどちら様のものなのか?
もしそれが、どなたか別の方のものならなぜにそんな誇らしげに「鉤爪の上」に立ってしまったのか?



そして、足がすごく長い。

いろんなことを、ああだこうだ。
(言っていたのは私だけかもしれない。)


ああ、いいなこの感じ。
この「よくわからん」ときのふわふわした精神状態。
この緩い出だしが、ちょっとずつ神経をすっきりと安定させてくれる。


「何か」別のことを感じる準備が
ちょっとずつ、整っていくような感じ。


「野うさぎ」に関して、みんなどう思ったのだろうか。
足が長いしか言わない、まったく芸術性のかけらもない私の感想以上に
何かにたどり着いたのだろうか。
きっと、
それぞれの心で解釈し、
そして、それぞれの着地点へ、なんとなく落ち着いていったのだろう。(多分。)



まだ、美術館についてもいないのに、
ものすごく楽しんでしまっている(笑)









さらにおくへ。


鯉、発見!



うっすらと雨が降る中、
滑って落ちないか心配になる石畳
水の音が心地良い。






この、
アサヒビール大山崎山荘美術館

もとは、大阪の実業家であった加賀正太郎がこの地に別荘を建てようと建築された
「大山崎山荘」が元になった美術館

彼は、ウィンザー城からの眺めに似た情景が望めるとこの地を選び
自らが道路、建物、庭園、植木を設計し、木造の洋館を完成

加賀正太郎没後、
当時、所有化にあった不動産会社が山荘を取り壊し、マンションを建設する計画が持ち上がったそうですが、
当然、付近の住民は猛反対。
その際景観保護を訴えて協力を受諾してくれたのが、アサヒビール株式会社でした。

初代社長の山本為太郎と加賀正太郎は大日本果汁(後のニッカウヰスキー)創立に参加した際に縁があったそうで、
山荘を買い上げたアサヒビールは京都府と大山崎町の協力を経て
山荘を美術館として改装し
一般に公開することになったそう。。








これが、もともとは
個人の所有物だったとは。。。




豪邸すぎるやろ。。。


ちらほらと姿を現さずにはいられない大人目線の感想。




ようやく見えてきた2つ目の門。










見事な曇天とともに、
美術館に到着。



今回、関西の数ある美術館の中でこのアサヒビール大山崎山荘美術館を選んだのは




この、サム・フランシスを拝むため。

サム・フランシスは、20世紀アメリカの抽象画家で
この多彩な色彩や表現をどこかで見たことがある方も多いのではないでしょうか?

いつか見てみたいと思っていました。


それが、こんな近場で展示が見れるなんて、
「見るべき」だったのかと感じた。


この山荘美術館に展示されているモネの睡蓮も見たかった。




早速中へ。



美術館の中は撮影禁止なので
残念ながら、展示物のお写真はないのですが
建物の中は静かでとても歴史ある造りになっていて、建物そのものが芸術作品。
これを、設計から全て監督した加賀正太郎のセンスと芸術性にハッとする。


その中で見て回る
サム・フランシスの色彩は
圧倒的で、
それでいて繊細で、美しい。

高さ数メートル、幅数メートルの大きな作品は
そのほとんどが「無題」とされていて
管理のための番号が記されている。



大きく目立つ色
近くで見てようやく気がつく色。
細かな筆の質や、色の流れ、重ね、「白」とのバランス。


「先入観」や「想像」なんて何も必要がなく、
素直に、率直に、
受け止め方を定義せず、縛りもせず、全てにおいて「自由」が利く。


私は、
何か大きな「生き物」のように見えた。
流動的で、明るさと暗さが入り混じっている。
細胞?
DNA?
それか、「誰かの人生」なのか。
嘘でもなく、真実だけというわけでもない。
生まれて、それから、ゆっくりと死んでいく。
それが、ずっと繰り返されていて、
どこが、中心で、どこが端っこなのか、
どこがススタートで、どこがゴールなのか、
そういう「概念」の中にないように見える。


そう、まるで、
地球儀をぐるりとまわしたときと同じような感じ。


何時間でも見ていられる気がした。




印象的だったのは
モネの睡蓮と、向かい合わせに展示されていたスペース。




サム・フランシスは
モネの影響を受けた画家の一人。
そこには、同じく大きな影響を受けたシニャックも展示されていた。


時を越えて、
同じ空間で出会う。
全ての作品が、部屋の真ん中を向いて展示されている。
その、ちょうど真ん中に立つ。

なんとも言えない感動だった。



ちゃんと、モネの睡蓮を見たのは、多分今回が初めて。
(いや、どうだろう見てるかもW)


モネの睡蓮は、
「美しい」とか
「すごい」とか
そういう次元のものじゃない。


腹の底が、ざわざわする。


色使いや世界観、
色彩の流れや奥行き、
じっと息をひそめていると、どんどん引き込まれていく。

ぞくぞくした。

寒気にも似た圧倒的な存在感。




シニャックは、建築に携わる仕事に就くはずだという
両親の期待に応えることもなく、
モネの作品と出会あったことで、画家を志すことを決めた。


シニャックも同じように、ぞくぞくしたのかな。
いや、もっと衝撃的だったかもしれない。


私は画家じゃないし、
芸術的ななにかしらなんてなんの知識もないんだけど、
「美しい」とか「キレイ」とか、技術がどうとか、
(もちろん、そういう部分ももちろんあるとは思う。)
それよりも、
もっと本質的な「人間性」の部分が際立っているように見えた。

昔、ピカソを見たときも
なかなかの寒気がした。
そのときと同じ。


愛し合って、
助け合って、
殺しあって
憎みあう。
何が「悪」で、何が「善」なのか、
そこに、分け隔てがない。

隠そうともしなければ、
ひけらかそうともしない。
「そういうもの」だというだけ。
その表現力のすさまじさに
狂気を感じる。


芸術に触れて感じる
この「気持ち悪さ」が、私はやっぱり好き。
この「気持ち悪さ」って、
「わぁーキレイ!」とか「これは何か嫌い」とか、
プラスとマイナスの要素とは違うベクトルのもので、
いつまでも、胸に刺さってとれない。

絵的にグロいとか、暗いとか、残酷とか、そういうことじゃないですよ笑
そういうものでもさっぱりと後味の残らないレモンのような作品も多いですから。
「印象に残る」かどうかってこと。




私も「アート」を作るとき、
シンプルかどうかとか、
派手な色がいいとか、
そういうことより、
誰が、いつ、どんな場面で、どんな日常で「それ」を付けるのか、
その「世界観」に重きを置いて作ってます。


そこに、
誰かの印象に残れるような「気持ち悪さ」を
ほんの少しでも表現できたらなぁーと思う。(ネイルに気持ち悪さはいらんかW)



そのほか、
このアサヒビール大山崎山荘美術館内では
河井寛次朗や濱田庄司らの陶芸作品もあります。
これもなかなか素敵でしたよ!




全ての展示を見て周り、
建物2回へ進むと、なにやらコーヒーの良い香りが。。。笑




忘れてはいけない、
第二の目的W

本展覧会会期中、リーガロイヤルホテル京都が考案した特製オリジナルスイーツが堪能できます☆

上が「シニャックの水辺」
水辺の景色と、ポール・シニャックの色彩をイメージした、
オレンジシロップをかけた苺のサヴァラン風ケーキと
ブルーキュラソーのゼリー

下が「モネの庭」
モネが愛した日本を思わせる、和風のしっとりとした味わい♪
抹茶とほうれん草の生地に、栗クリームを塗り、紫芋とさつまいもの生地をのせたケーキ


これがなかなか絶品でした♪


展示を見た後ならなおさら味わい深いものに笑



二階のバルコニーから京都の景色を眺めながら美味しくいただきました!


一服しながら眺める景色。


そして、
また、「あいつ」が目に。。。




2階のバルコニーから見ても
やっぱり足長い気がするんだよねぇ~~。。。









「芸術の秋」よりも少し早めに
みさなんも、ぜひ、
アサヒビール大山崎山荘美術館へ行かれてみてはいかがでしょうか♪



では、
今日はこのへんで。
(って、長いなーW)







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